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なぜ、「これ」は健康にいいのか?について
著者:小林弘幸氏はすべての健康の元は副交感神経優位な状態にバランスを取ることとする。その結果、抹消の血流量が増え、健康体をキープすると結論付ける。
マッサージも抹消の血流を増大させる手段です。
運動は抹消よりも根元の大きな血管の血流を増やすので運動とマッサージの持つ意味は少々異なります。
運動は交感神経優位であり、マッサージは副交感神経優位と対照的です。
交感神経がはたらくのは、
活動している時、不安・恐怖・怒りなどストレスを感じている時。
血管がちぢんで、心拍数が増え、筋肉が緊張して、
状況の変化にすばやく対応できるよう、体が準備をしています。
副交感神経は、修復・休息・リラックスの神経
副交感神経がはたらくのは、
睡眠中、リラックスしている時、ゆったりと落ち着いている時。
「からだの修復」が主な役割です。
昼間の活動によってたまった疲れや、体に受けたダメージを、
副交感神経に切り替わった睡眠中に修復して、元気な状態に戻すのが役割です
数々のエピソードの中で郷ひろみの処世訓が大変感銘を受けます。
「自分がお客様に提供するパフォーマンスを最高のコンディションで
100%発揮できるように、常に心身を鍛えて備えたい」
これがプロというものであるとおもいます。
石川遼はタイガーウッズのラウンド中の歩き方が参考にしたという。
背筋を伸ばしてゆっくり堂々として歩く姿はまさに王者の風格と言えようが、
背筋を伸ばすことは気道を開き、酸素摂取量が増え、余裕ができる。
その余裕こそが最大の集中力を生み出し、素晴らしい成果につながります。
フィギアのキム・ヨナ選手も例に引き出され、指を凝視するポーズは
副交感神経優位で間をおいて最後のパフォーマンスを演出して
フィニッシュした。
いずれも世界のトップアスリートやエンターテイメントの歌手は
副交感神経優位を知らず知らずに取り込み、いつも立場を優位に進めている努力を怠らないことが納得できます。
弛んでばかりの生活も困りものだが、適度の緊張をもって
リラックスする力を備えるのが血管にはよさそうです。