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春というか初夏に近い陽気ですが、この時期は姿勢が悪くなりやすく、そして肩こり・頭痛・背中の張り感といった症状に見舞われるケースがある理由には、どういったことがあるのでしょうか。
春は、内臓機能や身体の緊張・リラックス、体温調整などにかかわる自律神経系の調子が乱れがちです。
昼間は暑いくらいなのに、夜はヒンヤリとした空気で寒く感じたりする日もありますが、こうした気温変化に体の調整機能がついていかず、体調を崩す人もいます。
この時、筋肉が緊張しやすい状態になるケースもよくみられ、肩こりや頭痛につながることがあります。
頭部や腕を支え、姿勢を保持する機能も低下するため、姿勢を維持しにくくなり、猫背姿勢が楽に感じてしまいます。
そして、春は環境の変化も多い時期です。新しい職場でのスタートや新しいメンバーでの仕事、引っ越しをして慣れない生活だったりと、様々だと思います。こうした新生活のスタートを楽しむことができる人よりも、心配や不安がつきまとっている人の方が、ストレスとして体に反応がでやすいです。
その中でも胃腸の不調が、姿勢に変化をもたらします。胃腸の具合が良くないと、お腹にしっかりと力が入りにくく、腰や骨盤の支えが不安定になります。胃痛のある人も、少し前傾姿勢になるため、姿勢をきれいに保てなくなります。
毎年、寒い時期から暖かくなる頃に体調が悪くなる、という人は、冬の頃から体の緊張状態を改善させておくことをおすすめします。軽い全身運動やマッサージなどをして、筋肉の過剰な緊張を予防することで、自律神経のバランスを保ちます。よくわからない、という人は、今からでも行ってください。
胃腸の調子が悪い人は、仰向けで寝た状態で、不調を感じる部分に手を乗せて、ゆっくりとして深呼吸をくりかえしてみましょう。不調部分の周りの筋肉が緊張しがちですが、それがゆるみ、胃腸のつらさが軽減することがあります。
治療するべき胃腸疾患が原因での症状では、医師の受診が必要な場合もあります。自律神経の乱れと胃腸など内臓の不調を改善させて、きれいな姿勢を保持しやすい状態に近づけましょう。
猫背気味や鏡をみて方の高さが左右違う方は背骨がゆがんでいます。そういう方は運動だけでは良くなりませんので当院へお越しください。背骨のゆがみは骨盤から来ています。
ぜひゆがみを治して自律神経を整えましょう。