症状別 膝痛
膝痛
膝痛はただ膝だけを治せばいいのではありません。
多くの原因は、他にあるからです。
膝痛とは
中高年で多く発症する膝痛の多くは、膝関節内部の変形によって、痛みが生じる、変形性膝関節症であると言われています。
この病気は、膝関節内部の軟骨が摩耗し、摩耗した物質が関節に刺激をし、炎症を起こす、 あるいは、軟骨の減少で関節のかみ合わせが狂い、その影響で摩擦が生じる等が要因となって発症すると考えられています。
原因
膝痛の原因は、大きく分けて二つ考えられます。
一つは、膝の外傷によって膝周辺部に細菌が入り、化膿性関節炎等がひきがねとなって発症する場合、もう一つは、原因不明の膝関節痛です。しかし痛みの状態は、神経障害、いわゆる神経痛が絡んでいるケースが多く、カイロプラクティックの治療で痛みの大半は消失します。
膝痛の場合、膝関節内部の状態だけがすべての痛みの原因ではなく、臀部、大腿部、下腿の筋の緊張もかなり関係しています。
膝痛の要因として、脊椎、骨盤のサブラクセーション(神経圧迫)があります。
関節の亜脱臼、骨格に歪みがある場合は、その部位を調整することで筋の緊張は解かれ、膝関節にかかる負担が少なくなり筋の緊張によって過敏に反応していた神経が落ち着き痛みは和らぎます。
膝関節症は膝に水(関節液)が溜まることもあり、膝そのものに全ての原因があると思われているが、いちがいにそうとは言えません。人間の身体は、部位を問わず、使わないと退化しますが、負荷をかけて刺激的に使えば深部の毛細血管にも栄養を送り届けることができます。
それによる循環作用で、免疫力も惹起され、身体が活性し、病んだ場所を元に戻そうとする自己治癒力が働きます。
膝痛の発症要因は前述したが、痛みを助長しているのは膝をとりまく神経の刺激が大きく関与しているのは否めません。
膝痛における一般的な軽減法として減量があります。
膝痛を少しでも軽減させるために体重を落とすことをお勧め致します。整体における膝痛改善法は、脊椎のヒズミの矯正、マッサージ、電気治療等ですが、重症者は膝関節の完全可動域を取り戻すには多少時間がかかると思います。
しかし当院では、正座ができるまで回復することが多いです。
膝関節を、動かすことによって可動域が確保されるが、痛みが原因で拘縮が、起こるが、施術によって正常になります。
大切なことは、患者さん自身の積極的に治そうという、気持ちであります。
又、膝は、平地を歩行中、体重の約3倍、走行時約10倍、階段の昇降約7倍の負担がかかるため障害が生まれやすいのです。
そのほか以下9つの原因が引き金となるケースが多いです。
①老化
②肥満
③スポーツ障害
④偏平足
⑤O脚、X脚
⑥外反母趾
⑦重労働
⑧半月板及び靭帯の損傷
⑨骨折後の変形
など
症状
膝痛を訴えている人のうち、半数以上が変形膝関節症です。急にひどくなるものではなく、何年もかけて徐々に進行するのが特徴です。特の40才以上の中高年の人の多く、圧倒的に女性に多いです。
症状の進行は以下のような経過を辿ります。
①膝の違和感
はじめは、著つとした動作から膝の違和感が始まります。膝が重たく感じ、なんとなく膝の歯車がかみ合わない感じになります。
②膝のこわばり
起床直後、動きにくかったり、長時間座ったままでいると、関節がこりかたまったりします
症状が軽いうちは、この症状は一時的なもので、こりをほぐすように少しずつ動かしていると軽減しますところが、重症のなるとほぐれにくくなり、関節が動く範囲が狭くなってしまいます
③膝の痛み
症状が進行すると、徐々に痛みをともなうよになります
軽症のうちは、歩き始めや、膝を動かし始めたときに痛みます
徐々に症状が進行すると機械の油が切れたときのようなギシギシとした痛みが生じ、動かしているうちに少しずつ痛みが引きますが、動かしすぎると、また痛み始めます
④膝に水が溜まる
膝に水が溜まる症状(関節水腫)がおきる人もいます。
膝が腫れ、水のため膝をまげようとするとはったような感触を受けます
⑤関節の変形
変形性膝関節炎は、O脚気味の人に多く見られる病気でが、進行するにつれ、O脚の度合いがひどくなっていきます。これは、膝の内側の軟骨がすり減った結果、体重が膝の内側にかかるようになり、重心の軸が内側にずれるためです
O脚はゆっくりと、少しづつ進行していきます
あなたの症状はどの段階ですか?
人間は常に外的ストレス、内的ストレスによって生きています。その状態を保とうと、恒常性、ホメオスターシスが働いています。免疫力もその内の一つです。外的ストレスの典型が体にダイレクトに外力が加わるのが、転倒、スポーツ、交通事故等です。又、内的要因として、咳やくしゃみをしても同様です。人間に外力が加わると、人間は内的に症状を出して、自分本人に言い聞かせます。
「今、外力が加わって損傷したので、その部分を休んで治しなさいと」。又、背骨も外力のリアクションで、頚椎一番、胸椎、腰椎、骨盤がゆがみます。中には時間が経過した後に症状が出てくる事もあります。継続的な小さい物理的ストレス(力)でも背骨はゆがみます。
立ちっぱなし・座りっぱなし・悪い姿勢等、これらはすべて背骨に負担をかけ続ける動作であり、仕事や日常的に行う動作である場合は、常に何もしなければ、背骨をゆがませ続けていることになります。
なぜ背骨がユガムと膝痛になるのか? 前述したように、頚椎一番、胸椎、腰椎、骨盤が、ゆがみます。中でも一番膝の痛みと関係する部位が、骨盤です。骨盤は骨の中でも重くて、形も大きく、体のほぼ中央にあります。仙骨を中心として、骨盤は、ねじれます。
骨盤がねじれると、仙骨がくるい、そのすぐ上にのっている、腰椎の周囲の筋肉、腰方形筋、起立筋、広背筋等に、無理なストレスがかかり、腰椎に、ヒズミを生じます。腰椎が狂うと、それを、補おうとして、股関節痛を、引き起こす場合があります。
殆どの場合は、股関節を通り過ぎて、直接、膝関節に負担が来て、症状が出る場合が多いようです。又、骨盤がゆがむと、一緒にそれらの筋肉、特に、ハムストリング筋等も引き伸ばされ、張りや、だるさ、神経痛が、膝の前、内側、外側、膝の後ろや、太ももの裏や、ふくらはぎまで及びます。さらにひどい場合は、足の指先のほうまで、痛みが発生して、放っておくと、歩くことさえ困難になってきます。
俗にいうギックリ膝も骨盤のひずみ、特に仙骨の狂いがひどいとなりやすく、その周りでサポートしている、背中や腰、大腿部、腓腹筋等ギブアップし、膝の周りの筋肉が、悲鳴を上げた状態なのです。
治療の流れ
多くの原因は、他にあるからです。
膝痛とは
中高年で多く発症する膝痛の多くは、膝関節内部の変形によって、痛みが生じる、変形性膝関節症であると言われています。この病気は、膝関節内部の軟骨が摩耗し、摩耗した物質が関節に刺激をし、炎症を起こす、 あるいは、軟骨の減少で関節のかみ合わせが狂い、その影響で摩擦が生じる等が要因となって発症すると考えられています。
原因
膝痛の原因は、大きく分けて二つ考えられます。一つは、膝の外傷によって膝周辺部に細菌が入り、化膿性関節炎等がひきがねとなって発症する場合、もう一つは、原因不明の膝関節痛です。しかし痛みの状態は、神経障害、いわゆる神経痛が絡んでいるケースが多く、カイロプラクティックの治療で痛みの大半は消失します。
膝痛の場合、膝関節内部の状態だけがすべての痛みの原因ではなく、臀部、大腿部、下腿の筋の緊張もかなり関係しています。
膝痛の要因として、脊椎、骨盤のサブラクセーション(神経圧迫)があります。
関節の亜脱臼、骨格に歪みがある場合は、その部位を調整することで筋の緊張は解かれ、膝関節にかかる負担が少なくなり筋の緊張によって過敏に反応していた神経が落ち着き痛みは和らぎます。
膝関節症は膝に水(関節液)が溜まることもあり、膝そのものに全ての原因があると思われているが、いちがいにそうとは言えません。人間の身体は、部位を問わず、使わないと退化しますが、負荷をかけて刺激的に使えば深部の毛細血管にも栄養を送り届けることができます。
それによる循環作用で、免疫力も惹起され、身体が活性し、病んだ場所を元に戻そうとする自己治癒力が働きます。
膝痛の発症要因は前述したが、痛みを助長しているのは膝をとりまく神経の刺激が大きく関与しているのは否めません。
膝痛における一般的な軽減法として減量があります。
膝痛を少しでも軽減させるために体重を落とすことをお勧め致します。整体における膝痛改善法は、脊椎のヒズミの矯正、マッサージ、電気治療等ですが、重症者は膝関節の完全可動域を取り戻すには多少時間がかかると思います。
しかし当院では、正座ができるまで回復することが多いです。
膝関節を、動かすことによって可動域が確保されるが、痛みが原因で拘縮が、起こるが、施術によって正常になります。
大切なことは、患者さん自身の積極的に治そうという、気持ちであります。
又、膝は、平地を歩行中、体重の約3倍、走行時約10倍、階段の昇降約7倍の負担がかかるため障害が生まれやすいのです。
そのほか以下9つの原因が引き金となるケースが多いです。
①老化
②肥満
③スポーツ障害
④偏平足
⑤O脚、X脚
⑥外反母趾
⑦重労働
⑧半月板及び靭帯の損傷
⑨骨折後の変形
など
症状
膝痛を訴えている人のうち、半数以上が変形膝関節症です。急にひどくなるものではなく、何年もかけて徐々に進行するのが特徴です。特の40才以上の中高年の人の多く、圧倒的に女性に多いです。症状の進行は以下のような経過を辿ります。
①膝の違和感
はじめは、著つとした動作から膝の違和感が始まります。膝が重たく感じ、なんとなく膝の歯車がかみ合わない感じになります。
②膝のこわばり
起床直後、動きにくかったり、長時間座ったままでいると、関節がこりかたまったりします
症状が軽いうちは、この症状は一時的なもので、こりをほぐすように少しずつ動かしていると軽減しますところが、重症のなるとほぐれにくくなり、関節が動く範囲が狭くなってしまいます
③膝の痛み
症状が進行すると、徐々に痛みをともなうよになります
軽症のうちは、歩き始めや、膝を動かし始めたときに痛みます
徐々に症状が進行すると機械の油が切れたときのようなギシギシとした痛みが生じ、動かしているうちに少しずつ痛みが引きますが、動かしすぎると、また痛み始めます
④膝に水が溜まる
膝に水が溜まる症状(関節水腫)がおきる人もいます。
膝が腫れ、水のため膝をまげようとするとはったような感触を受けます
⑤関節の変形
変形性膝関節炎は、O脚気味の人に多く見られる病気でが、進行するにつれ、O脚の度合いがひどくなっていきます。これは、膝の内側の軟骨がすり減った結果、体重が膝の内側にかかるようになり、重心の軸が内側にずれるためです
O脚はゆっくりと、少しづつ進行していきます
あなたの症状はどの段階ですか?
1時間歩いても膝痛はほとんどない。 |
連続して1時間歩くのは少しつらいが、途中で休みながらなら膝痛や疲れは回復する。 |
休みながらでも1日中パート歩きをした後は、膝痛が2~3日残ることが多い。 |
1時間も続けて歩けないし、膝痛も何日も抜けない。いつも膝にはサポーターなどを巻いている。 |
膝の曲げ伸ばしをすると音がする。 |
階段を降りているときにカクンと力が抜けるように膝が折れる。 |
正座が苦痛になった。立ち上がるときに膝痛がある。 |
「今、外力が加わって損傷したので、その部分を休んで治しなさいと」。又、背骨も外力のリアクションで、頚椎一番、胸椎、腰椎、骨盤がゆがみます。中には時間が経過した後に症状が出てくる事もあります。継続的な小さい物理的ストレス(力)でも背骨はゆがみます。
立ちっぱなし・座りっぱなし・悪い姿勢等、これらはすべて背骨に負担をかけ続ける動作であり、仕事や日常的に行う動作である場合は、常に何もしなければ、背骨をゆがませ続けていることになります。
なぜ背骨がユガムと膝痛になるのか? 前述したように、頚椎一番、胸椎、腰椎、骨盤が、ゆがみます。中でも一番膝の痛みと関係する部位が、骨盤です。骨盤は骨の中でも重くて、形も大きく、体のほぼ中央にあります。仙骨を中心として、骨盤は、ねじれます。
骨盤がねじれると、仙骨がくるい、そのすぐ上にのっている、腰椎の周囲の筋肉、腰方形筋、起立筋、広背筋等に、無理なストレスがかかり、腰椎に、ヒズミを生じます。腰椎が狂うと、それを、補おうとして、股関節痛を、引き起こす場合があります。
殆どの場合は、股関節を通り過ぎて、直接、膝関節に負担が来て、症状が出る場合が多いようです。又、骨盤がゆがむと、一緒にそれらの筋肉、特に、ハムストリング筋等も引き伸ばされ、張りや、だるさ、神経痛が、膝の前、内側、外側、膝の後ろや、太ももの裏や、ふくらはぎまで及びます。さらにひどい場合は、足の指先のほうまで、痛みが発生して、放っておくと、歩くことさえ困難になってきます。
俗にいうギックリ膝も骨盤のひずみ、特に仙骨の狂いがひどいとなりやすく、その周りでサポートしている、背中や腰、大腿部、腓腹筋等ギブアップし、膝の周りの筋肉が、悲鳴を上げた状態なのです。
治療の流れ
1.問診 |
2.整形外科的検査 |
3.姿勢検査 |
4.触診(静的触診、動的触診) |
5.足の長さ検査 |
6.骨盤の矯正 |
7.頚椎の矯正 |
8.膝の矯正 |
9.最後に検査 |
10.生活習慣のアドバイス |